異常な暑さが続いているが、それも金曜までということなので、ちょっとひと安心。しかしそんな暑さの中でも、お盆休み期間中には、それなりの客足があったようだ。ただしこの時期は「素人のお客さんが増える」(某ショップ)ということで、売り上げに結びついたかどうかは、ちょっと微妙なところかもしれない。

さて、すでに別記事で報じたが、今週は、ソフマップの新店舗に関するニュースがあった。ラオックス「ザ・コンピュータ館」の閉館のお知らせがあったばかりだけに、久しぶりの明るい話題を歓迎する向きも多いだろう。来月6日のオープン予定とのことなので、セールの情報を見逃さないようにしたい。

現在の「ソフマップ秋葉原本館」の様子。外装はほぼ出来上がっている

壁面には告知も貼られている。足を止めて覗き込む人も多かった

Intel向けのHDMIオンボードマザー

GIGABYTEから、新製品のマザーボードが2種類発売になっている。

まずは、G33チップセットを搭載するマイクロATXマザー「GA-G33M-S2H」。従来製品「GA-G33M-S2」のHDMI対応版という位置付けになるもので、Intel向けプラットフォームではまだ少ないVGA+DVI+HDMIの3出力コネクタを備えた製品になっている。価格は18,000~19,000円前後。

GIGABYTEの「GA-G33M-S2H」。G33チップセットを搭載する

バックパネルI/O。HDMIポートもオンボードで備えている

このHDMI出力は、Silicon ImageのHDMIトランスミッタ「SiI1392」によって実現されている。マザーボード上のSiI1392はノースブリッジに直結されているが、その反面、拡張スロットのPCI Express x16はサウスブリッジに接続されてしまうので、帯域がx4となる点には注意したい。このあたりは、オンボードグラフィック、しかもマイクロATXの製品ということで、割り切りが必要になるだろう。

これが基板上のHDMIトランスミッタ「SiI1392」

ブロックダイアグラムを見ると、PCI Express x16がサウスに

PCI Express x16スロットは良く見ると半分しか金属端子がない

SATAは基板上に3つ。このほか、背面にeSATAも1ポート備えている

もう1つは、P35チップセットの「GA-P35-DS3L」。これもマイナーチェンジといった感じの製品で、従来の「GA-P35-DS3」と同様のオール固体コンデンサはそのままに、SATAポートの数が6つから4つに減らされている。RAIDも省略されているが、そのほかの機能はほぼ同じ。価格は16,000円前後と、GA-P35-DS3より1,500円ほど安くなっている。

オール固体コンデンサの「GA-P35-DS3L」

商品POP(パソコンショップ アーク)

XFXからも8500 GTのファンレスモデル

グラフィックカードでは、GeForce 8500 GTを搭載する「GeForce8500GT 500M 256MB DDR2 PCI-E(PV-T86J-UAH3)」がXFXから登場。これはファンレスのモデルになっており、コアクロックも500MHzと若干オーバークロックされている。価格はパソコンショップ アークで13,480円。

XFXのGeForce 8500 GTファンレスVGAカード

コアクロックが少し上がっている(定格は450MHz)

ちなみに、XFXのGeForce 8500 GT搭載カード(ファン付き)としては、256MBモデル(12,480円)と512MBモデル(13,480円)もすでに発売となっている(価格はどちらも同ショップでのもの)。