Windows Mobile～従来の継承ならびに強化

目に見える部分では、新しいビジュアルとオーディオ、例えば、Windows Vistaスタイルのアイコンに、新しい標準テーマとホーム画面、各種イベント時のサウンド、着信音などが用意されているという。ただし、使いなれた操作性やインタフェースはそのまま継承されている。

機能面では、メッセージング機能の強化は、Windows Mobile 6の重要な変更点であり、特にHTMLメールとIRM(Information Rights Management)のサポートは見逃せないだろう。また、スケジューリング管理における、様々な追加機能やアジェンダ表示における視認性向上、スマートダイヤルによる連絡先へのスピーディなアクセスなど、オンライン・オフラインに関わらず、情報へのアクセスを最適化している模様である。

Windows Vistaスタイルのアイコン、新しいテーマにホーム画面など、オーディオ・ビジュアル的にも変更が加えられているが、使い慣れた操作性とインタフェースは継承されている。

メッセージング機能の強化は重要な変更点である。特にHTMLメールのサポートは、PCのOutlookを利用するユーザーにとっては大きな恩恵を受けられる部分であろう。

正確なスケジュール管理を実現するために、重複した予定表示や会議出席者の確認、アジェンダ表示など視認性の向上が図られている。

連絡先へのスピーディなアクセスを実現する「スマートダイヤル」、キーパッドフィルタリングが実装される。

なお、一般ユーザーには少々縁遠い機能でもあるが、ビジネスユースとしてはExchange Server 2007との連携がこれまで以上に図られており、メッセージング環境・時間管理が重点的に改善されているという。

Exchange Server 2007の機能として、メッセージング環境および時間管理の改善が図られている。