モバゲータウンが他のSNSと大きく異なるのが、充実したゲームだ。Flashを使ったライトなものから、Javaを使った高度なゲームまで、幅広く取り揃えられている。Javaを使ったゲームの中には、通信に対応したものもあり、ゲームをしながらチャットをすることも可能となっている(ただし、ゲームの対応端末はキャリアや機種によって異なる。例えば、JavaのゲームはNTTドコモとソフトバンクモバイルのケータイでしか利用できない)。

Flashを使ったミニゲーム(左)だけでなく、通信機能を備えたJavaアプリ(右)も用意されている

これらのゲームは、すべて無料で遊ぶことができる。モバGも消費しないので、気になったものはどんどんダウンロードしよう。入門としてオススメなのがFlashを使ったライトゲーム。一度ダウンロードすれば、「画面メモ」などで端末に保存しておけるため、ケータイの電波が入らない地下鉄の中などでも利用できる。気軽に遊べるミニゲームが多いため、通勤、通学途中のヒマつぶしにもうってつけだ。

また、本格的にヒマつぶしをしたい、という場合には通信に対応したJavaのアプリがよいだろう。将棋や大富豪など、基本的にはミニゲームが中心だが、そこにチャット機能が加わっていることで、飽きることなくゲームをプレイできる。実際筆者もいくつかのゲームを遊んでみたが、チャット対応のゲームでチャットにハマってしまい、半日以上もゲームをしてしまったほどだ(半ば取材の意図もあったのだが)。無論、チャットとなると、モバゲータウン初級者には少々とっつきにくい面があることも事実だ。Flashのゲームで慣れてきたらJavaのゲームに挑戦する、というように、段階を追って遊んでいくのがよいだろう。

また、ゲームでのチャットが盛り上がったら、ゲーム内から相手のページを見ることができるようになっている。相手のページを訪問し、挨拶をしてコミュニケーションを深めれば、次回も一緒に遊ぶことが可能だ。ゲームからコミュニティへの移行が実にスムーズなのも、モバゲータウンの特徴。せっかく無料なのだから、ぜひチャレンジしてみたい。