COMPUTEX TAIPEI 2007 - 発売間近! 各社がRadeon HD 2600/2400搭載グラフィックスカード

GeCube(Info-Tek)

GeCube(Info-Tek)は、Radeon HD 2600 XTのラインナップが豊富。GDDR4メモリを採用した「XHD2600XTG4-E3」、GDDR3メモリを採用した「GC-RX26XTG3-D3」、そしてGDDR3を搭載しAGPインタフェースの「GC-RX26XTGA3-D3」などが展示されていた。AGP版のGC-RX26XTGA3-D3には、PCI Express版にはない補助電源コネクタも搭載されている。

Radeon HD 2600 PROを搭載した製品「GC-RX26PG2-D3」、Radeon HD 2400 PROを搭載した製品「GC-RX24PLG2-D3」もラインナップしている。

PowerColor(Tul)

PowerColor(Tul)のRadeon HD 2600 XTラインナップは、GDDR4メモリを採用した「PowerColor HD 2600 XT GDDR4」、GDDR3メモリを採用した「PowerColor HD 2600 XT GDDR3」。

同社のこの2製品は、搭載する冷却ファンがシンプルであるため、GDDR4/GDDR3両製品の基板の違いが分かりやすい。電源部やCrossFireエッジ周辺などは、基板を見る限りまったく別設計のようだ。また、GDDR4版には補助電源用コネクタも搭載されている。

そして同社の特にラインナップは非常に豊富。なかにはメモリ容量別に128/256MB、256/512MBのように2タイプ用意している製品もある。製品名に「SCS3」と付くのはファンレス版で、Radeon HD 2600 PROがファンレス版の「PowerColor HD 2600 PRO SCS3」、通常版の「PowerColor HD 2600 PRO DDR2」、そしてAGP版の「PowerColor HD 2600 PRO AGP」といった3製品。

Radeon HD 2400 PROも同様の3ラインナップ構成で「PowerColor HD 2400 PRO SCS3」「PowerColor HD 2400 PRO」「PowerColor HD 2400 PRO AGP」を用意する。そしてRadeon HD 2400 XT搭載製品は、GDDR3メモリを搭載した「PowerColor HD 2400 XT」。

Sapphire

Sapphireは、Radeon HD 2600 XT搭載カードをファンレス・ファン付きの2製品とAGP版、そしてファンレスのRadeon HD 2400 PRO搭載カード1製品を展示していた。同じ「SAPPHIRE HD 2600 XT」の製品名でファンレスとファン付きがあったりと、詳細はまだ決まっていない模様。気になるのは、PCI Express版のRadeon HD 2600 XT(ファン付き)にCrossFire用のエッジ端子が搭載されていなかった点。

HIS(Hightech Information System)

HIS(Hightech Information System)は、Radeon HD 2600 XTを搭載した「HIS Radeon HD 2600 XT IceQ TURBO HDMI」、同AGP版「HIS Radeon HD 2600 XT IceQ AGP」。Radeon HD 2600 PROを搭載した「HIS Radeon HD 2600 PRO IceQ HDMI」の3製品を展示。

なお、Radeon HD 2600 XTを搭載したPCI Express版/AGP版ではDDR2/GDDR3/GDDR4が、HIS Radeon HD 2600 PRO IceQ HDMIにはDDR2/GDDR3版が用意されている様子。加えてTurboバージョンはオーバークロックされているとのことだが、具体的なクロックは示されなかった。同社独自の2スロット占有の冷却システムIceQを搭載し静音と効率的な冷却の両立を狙う。