FeliCaを使ったコミュニケーション
新端末では、非接触ICチップの新バージョンFeliCa 2.0を搭載、さらにアドホック通信もサポートしたことで、対応機種同士のFeliCaを使ったデータ通信を行う「Touch Message」を開始する。
これは赤外線通信のFeliCa版といった形で、自分のプロフィールやアドレス帳のデータ、撮影した画像に加え、テキストメッセージなどをFeliCaを使って転送できる。赤外線通信とは異なり、受信側の操作は必要なく、送信側がデータ送信操作を行い、相手のFeliCa部に近づけるだけでデータが送信される。
同様の機能はNTTドコモもサポートしており、ドコモの端末に対してもデータを送信できるが、ドコモ端末では受信側の操作も必要となっており、auでは専用のインタフェースも用意、「FeliCaに関して他社に先駆けて提供する初めてのサービス」(高橋氏)としている。