『FFクリスタルクロニクル』の新作の内容も明らかに

『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル クリスタルベアラー』

『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』シリーズも、『リング・オブ・フェイト』と『クリスタルベアラー』という2作品から新情報が届けられた。まず、同シリーズのエグゼクティブプロデューサー・河津秋敏氏から、『リング・オブ・フェイト』をDSで今年8月23日に発売されることがアナウンスされた。

河津秋敏氏

また、2006年のE3で初めてイメージ映像が公開された『クリスタルベアラー』も、Wiiの実機映像である最新のものが、ディレクターの板鼻利幸氏によって撮影NGながら公開された。

板鼻利幸氏

そして、昨年発売された『ファイナルファンタジーXII』の逆輸入版となる『ファイナルファンタジーXII インターナショナル ゾディアック ジョブ システム』がPS2で8月9日に発売されることも公表された。

「北米版がベースとなっており、XIIの世界観を新たな角度から楽しんでいただけると思います」と手応え十分といった風のディレクターの伊藤裕之氏によると、今作ではライセンスボードを1種類から12種類に増やし、キャラクターをジョブに特化させ成長させることが可能とのこと。ほぼ全ての要素に手を加えたというバトルシーンの進化も楽しみだ。

伊藤裕之ディレクター

心血注いだ"完全新作RPG"

発表会のトリを飾ったのは、『ドラクエ』『FF』に続く完全オリジナルRPG『ラストレムナント』というタイトル。再び登壇した和田洋一社長が「世界に視野を向けて開発された」と語る同作は、PS3、Xbox360に対応するマルチプラットフォームにして、同社初の日米同時発売という力の入れよう。

『ラストレムナント』ロゴ

しかも、イベント、フィールド、バトルのそれぞれを実機上でプレイしながらプロデューサーの上田信之氏、ディレクターの高井浩氏が紹介。力の象徴と呼ばれる"レムナント"を巡る壮大な世界観や大軍勢をコマンド入力で操作する迫力のバトルなど、ファンタジーの王道と言える作品になりそうだ。

上田信之プロデューサー

細部まで描きこまれた街の風景

臨場感溢れるバトルはコマンド制を採用

次世代機ならではの精緻な映像と臨場感溢れる大軍のぶつかり合いに会場は息を呑んだ

まさに磐石のラインナップを揃えた同社。RPGの雄の座を、譲る気配はない。