今月の店員M氏オリジナル
T-ZONE PC DIY SHOPの"名物"となっている店員M氏のオリジナルPCシリーズ。これまで、スーファミPC、ツインファミコンPCなどの"作品"があるが、今月の新作は、VIAのPico-ITXを使ったゲームボーイPCで、同店ではデモ展示が行われていた。もちろん販売の予定はない。
初代とはいえ、ゲームボーイの小さなボディに入ってしまうのはPico-ITXならでは。それでも普通には入らなかったそうで、大きなヒートシンクを外してファンを直付けしたり、電源基板を分解して高さを削ったりして、ようやく格納できたそうだ。さすがに液晶部分は排熱のために外されてしまっているが、OSの入ったコンパクトフラッシュを差し込むようになっているところは芸が細かい。
ちなみにM氏によると、次回作は「6月になる」という。ガワはすでに購入済み(自腹)とのことで、完成が楽しみなところだ。
ところで、そのPico-ITXマザーの「EPIA PX10000G」だが、次回入荷についての情報も入っている。パソコンショップ アークによると、5月下旬にも再入荷する予定があるそうで、初回ロットに付属したI/O基板が省略される代わりに、価格が3,000円程度下がりそうとのこと。ただし、「月内は無理と聞いている」と話すショップもあり、本当に入るかどうかには不確定要素が残る。
HDDの代わりにどうぞ
万人受けする製品ではないが、一部で注目されているSamsung製SSD(Solid State Drive)が入荷。2.5インチサイズの「MCAQE32G5APP-0XA」、1.8インチサイズの「MCBOE32G8APR-0XA」「MCBOE32GQAPQ-MWA」という3タイプで、容量はどれも32GB。高速なアクセス、稼働部がないことによる高い耐衝撃性、省電力性などが特徴となる。
価格は10万円前後とまだ高い感じはするが、フラッシュメモリは基本的にビット単価がどんどん下がっていくものなので、来年あたりにはもっと一般向けな価格に下がってくるかもしれない(と期待したい)。この半分程度まで下がってくれば、選択肢に入れるユーザーもかなり増えそうだ。
巨大ファンレスVGAクーラー
Arctic CoolingのファンレスVGAクーラー「Accelero S1」と「同 S2」のサンプルが、高速電脳に入荷している。来週末の発売を予定しているそうで、予価はS1が3,480円、S2が2,980円。S1はGeForce 7950 / RADEON X1950まで、S2はGeForce 7600 / RADEON X1650まで対応するという。