GPUが描画だけに使われ、CPUがシステムメモリに格納した描画データをGPUが読み出す、といった役割だけの時代であればCPUとGPUが独立したメモリ構造で問題がなかった。しかし、シミュレーションなどを行う場合、システムメモリとGPUメモリの間のデータを共有してやる必要がある。そのために考えられたのが「Unified Memory」だ。
京をはじめとする日本勢もTOP500に代表されるランキングの上位に多く入ることで注目を集めるほか、人工知能(AI)やディープラーニングでも活用が進むなど、さまざまな用途で活用されるようになったスーパーコンピュータに関わるホットな話題を詳細な説明付きで紹介します。