量子シミュレータの模式図。(a)磁気的量子ポイントコンタクトの模式図。左右の原子気体のスピン(赤と青の矢印)が強磁性絶縁体を模しており、水色の磁気的量子ポイントコンタクトでつながっている。これを通じて、左右の原子気体系は磁気と熱の交換を行うことが可能である。(b)レーザーによる光格子とバリアを用いた磁気的量子ポイントコンタクトの実現方法。左右の強磁性絶縁体を模している原子系は、レーザーによる定常波である光格子に捕捉されており、バリアにより区切られている。左右の光格子内の原子はバリアの谷間に相当する水色の接合部を通じてのみ互いを行き来できる (出所:理研Webサイト)
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