スキルミオンと伝導電子の運動。(a)固体中のスピンの渦巻き状の配列が、スキルミオンを形成。同磁気渦は伝導電子にとっての有効磁場である創発磁場を創り出す。(b)伝導電子がスキルミオン格子を横切ると、伝導電子は同磁気渦の創発磁場によるローレンツ力を受けて偏向される。これをホール電圧として測定できる。(c)電流が大きくなると、スキルミオンが動き始める。運動する創発磁場は、トポロジカルホール効果の電圧と逆方向の創発電場を誘導する(出所:東大プレスリリースPDF)
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