従来の超音波回路(a)とトポロジカル超音波回路(b)をギガヘルツ超音波が伝搬する様子(計算)。従来の回路は、周期孔の無い部分が導波路になっており、途中の120°折れ曲がった角で超音波は強い反射を受ける。一方で、トポロジカル回路では、反射を受けることなく滑らかに出口まで伝わる。両回路の周期穴間隔と入力した超音波の周波数は同程度であり、それぞれ4μmと0.5GHz。(c)アルファベットの"Z"のような形状をしたトポロジカル回路を伝わる超音波伝搬の測定結果。黄色の破線はエッジ部が示されている(出所:岡山大プレスリリースPDF)
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