(A)はじめて、マウスにこのような視覚刺激を見せても、眼球運動の振幅は、提示された視覚刺激の振幅より低かったが、トレーニングを繰り返していくと、次第に振幅は大きくなった。このような眼球運動学習は、小脳のflocculus領域で行われるとされることから、同領域に光ファイバをおろして影イメージングが行われた。すると、バソモーションもトレーニングで、次第に増幅していくことが示された。(B)眼球運動の振幅の増大とバソモーションの振幅の増大は、並行して進行した。(C・D)眼球運動もバソモーションも、トレーニングにより向上した(出所:東北大プレスリリースPDF)
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