(A)血液中に蛍光色素を注入すると、脳内血管を蛍光イメージングできるようになる。(B)血管の1つにおいて、横線の位置での血管直径と蛍光強度が計測された。(C)血管は、自発的にゆっくりと拡張と収縮を繰り返すことが示された(同時に、そのような運動が見られない時も多くあったとする)。一方、計測される蛍光の強さの解析が行われたところ、血管直径の変化とほぼ同じように変化することが示された。血管直径が増えれば、蛍光色素を含む血液の容積が増えるため、蛍光が明るくなると考えられるという。蛍光強度変化を計測した方が、精度良く血管直径の変動を推定できることが示された(出所:東北大プレスリリースPDF)
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