今回用いられた測定用デバイスの図。十字形の試料(ホールバー)に電流を流し、磁場をかけながら、電流と垂直に二乗で発生する電圧信号(非線形ホール電圧)が検出された(左)。試料として、スピンが三角形状の配向(右下)を持つ、カイラル反強磁性体Mn3Snの積層薄膜(中央)が用いられた(Mn3Snの上層に白金が形成されている)(出所:東北大プレスリリースPDF)
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