高空間分解能中赤外フォトサーマル顕微鏡によるバクテリアのスペクトルイメージング解析。(a~c)Escherichia coli(大腸菌)と(d~f)Rhodococcus jostii RHA1の(a・d)位相画像、(b・e)2920、(c・f)3000cm-1での中赤外フォトサーマル画像。R.jostii RHA1では2つのフォトサーマル画像(e・f)の間で信号の空間分布が大きく変わっているが、E.coli(b・c)では大きな違いが見られないことから、2種類のバクテリアの間で細胞内の主要な分子種に違いがあることが推察される。特に、R.jostii RHA1では、2920cm-1での中赤外フォトサーマル画像(e)に脂質玉と考えられる微小構造が確認できる (出所:東大Webサイト)
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