(a)単一の対物レンズを用いた中赤外フォトサーマル顕微鏡。中赤外光を透過する一方で可視光を反射するシリコン基板上に試料を置くことにより、単一の対物レンズで開口合成を用いた中赤外フォトサーマル顕微鏡の実装が可能となった。(b)開口合成法の概略。異なる照明角度により広い空間周波数成分の情報を得ることで、高い空間分解能を得られる。(c)ナノ秒以下のパルス幅を持つ中赤外光パルスおよび可視光パルスを用いることで、中赤外フォトサーマル効果で生じた熱が広く拡散する前に計測を行うことが可能 (出所:東大Webサイト)
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