(右上)約122億年昔の一般的な銀河を5グループに分けてX線スタッキングした画像。どのグループもX線が検出できず(白いモヤはノイズ)、代わりにX線光度すなわち質量増加率の上限値が求められた。(右下)その上限値と銀河の質量増加率との関係(下矢印のついた青いひし形)。紫の点線は、現在の宇宙での銀河とSMBHの質量のほぼ正比例関係から予測される関係が表されている。銀河の質量増加率は約10~100[太陽質量/年]と高いので(現在の天の川銀河の質量増加率は1[太陽質量/年]程度)、SMBHの質量増加率が現在の宇宙のほぼ正比例関係に乗っていれば、X線で検出されるはずだが、実際には検出されず、上限値ですら1桁程度下に位置することがわかった。今回の研究では約122億年昔の銀河だけでなく、それ以前の約130億年昔までの銀河についても調べられたが、同様に不検出だったという(出所:東大Webサイト)
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