(左)横軸に銀河の質量、縦軸にSMBHの質量を取って、現在の宇宙における観測データを描くと、ほぼ正比例の関係があることがわかる。このことから、両者は互いに影響を及ぼし合って成長してきたと考えられている(図は、Kormendy & Ho 2013 から引用)。赤点は銀河のバルジ成分(渦巻銀河は楕円体+円盤で構成されていて、その楕円体成分を指す)、黒点は楕円銀河が表されている。(右)左図の両軸の時間変化が表された図。この図のどこにデータ点が来るかで、銀河とSMBHがそれぞれどのくらいのペースで成長しているかがわかる。現在の宇宙のほぼ正比例の関係の線に乗れば、SMBHと銀河が観測された瞬間に足並みをそろえて成長していることを意味し、線の上に位置していたらSMBHの方が速いペースで成長し、線の下に位置していたら遅いペースで成長していることを意味する(出所:東大Webサイト)
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