(a)直接接触する磁性・熱電二層構造における横熱電能を評価する試料の断面模式図。(b)最大の15.2μV/Kの横熱電能が観測されたtM=70nmの試料の透過電子顕微鏡の観測結果と元素マッピング。平坦な積層構造が確認できる。(c)二層構造の各層の厚さの比に対する横熱電能の依存性(横熱電能のピーク近辺を拡大した図)。赤線は式と磁性・熱電材料の輸送・熱電特性より計算した予測値で、データ点は試料を測定した実験結果。点線は、磁性材料(Fe-Ga合金)単体の異常ネルンスト効果の横熱電能(2.4μV/K)(出所:NIMSプレスリリースPDF)
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