分子ガス中のOHによって生じる吸収線。ガスが放出される場合は観測者に向かって来るため、ドップラーシフトで短い波長に吸収線の中心が移動(青方偏移)。一方、ガスが落下する場合は観測者から遠ざかるため、同じくドップラーシフトで長い波長に移動する(赤方偏移)。今回は吸収線が短い波長に移動しているため放出、つまりアウトフローとわかる。また、吸収線の幅が大きく広がっているので、アウトフロー中のOH分子は速いものから遅いものまでさまざまな速度を持っていることも確認された(c) ALMA (ESO/NAOJ/NRAO), D. Salak et al.(出所:プレス用配付資料)
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