分子シミュレーション解析を用いて、UT28Kの2アミノ酸の変位(T28RとN57D)を導入した改変型抗体UT28K-RDが実際に作製され、解析が行われた。すると、BA.1株由来の変位であるQ493Rに対し結合活性が回復したこと、BA.1株に対し中和活性が回復したこと、UT28K-RDとRBDとの間に新たな相互作用が追加されたこと、の3点が実験的に観察された(出所:共同プレスリリースPDF)
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