メチオニン制限による寿命延長は加齢依存的。(上)若齢期に低メチオニン餌を与えられた個体ではMsrA遺伝子の発現が上昇し、体内の酸化型メチオニンが低下。この制限による寿命延長効果は若齢期に限定的であり、しかもその効果は中年期以降に通常餌に戻した場合でも持続する。(下)中年期(後期)以降に制限した個体でも体内メチオニンは低下するが、MsrA遺伝子の誘導やそれによる酸化型メチオニンの低下は見られず、個体寿命は延びないという(出所:理研Webサイト)
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