メチオニン除去餌でのMsrA発現解析と酸化メチオニン量。(左)実験の概要。通常食とメチオニン除去食のそれぞれが与えられた個体の腸を用いて、遺伝子発現の網羅的な解析と、比較が行われた。(中央)若齢個体では800以上の遺伝子が制限に応答して発現変動するのに対し、老齢個体では50以下だった。両者共通の変動遺伝子は28個あったという。(右)若齢個体では、MsrAの発現量が制限により大幅に増加していた。これにより、体内のメチオニンに対する酸化型メチオニンの相対量が低下するが、老齢個体では起きなくなるとする(出所:理研Webサイト)
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