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(A)心理実験のイメージ。今回の錯覚現象は目の端で見た場合に生じるため、実験で被験者は画面中央の十字を見るよう指示された。そして、実験では1つの刺激に対し、さまざまな速度で回転させた状態で画像が提示された際に、どちらに回転しているかを回答。最終的に「左に回転した」と答えた確率を集計し、(B)のような心理曲線のグラフが作成された。左と答えた確率が50%の時が、錯視の動きをキャンセルさせる回転速度を示すが、人によっては「回答に困ったら右と答えよう」と考える人がいるなど、正しい速度が計算できない可能性もあるため、鏡対象の刺激も用意して実験で同時に2つの画像の心理曲線(Bの赤と青)が作成された。最終的には、この2つのグラフが離れている距離からキャンセルさせる速度を算出して、答えの偏りを打ち消すようにしている(出所:NIBB Webサイト)

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