SETの室温動作と電子軌道に依存した伝導度の変化。(a)直径4.8nmの単一PbSQDトランジスタにおいて室温で観測されたクーロンダイヤモンド特性。室温でもクーロンダイヤモンドが観測されたことで、素子が室温動作することが示された。(b)上は、電流がQD中のどの電子軌道を介して流れるかで、伝導度が大きく変化することを示す実験結果。QD中の電子軌道に依存して、QD中の電子の波動関数の広がり(下図の赤い領域)が変化する。これにより、電極と電子の波動関数との距離(下図の黒い矢印)が変化することで電流値が大きく変化することが判明した(出所:共同プレスリリースPDF)
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