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細胞内において、アセチルCoAは核・細胞質・ミトコンドリアにおいて生合成される。アセチルCoAは、細胞や細胞内小器官の膜を通過できないため、ミトコンドリア内のアセチルCoAは、他の区画と独立して存在している。一方、核を覆う膜には「核膜孔」があるため、核と細胞質に存在するアセチルCoAは同穴を介して互いに往来が可能。つまり、mBnA触媒が核内でヒストンをアセチル化するのに用いることのできるアセチルCoAは、核-細胞質に存在するものに限られる。触媒によるヒストンアセチル化の進行度から核-細胞質のアセチルCoA量の変化を知ることができ、細胞内の特定区画におけるアセチルCoA量の検出手法となることが期待されるとした。(出所:共同プレスリリースPDF)

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