各時代で測定されたクェーサーのダークマターハロー質量。図の左端が現在で、右へ行くほど過去となる。今回の研究結果(赤丸)は、先行研究(黒四角)よりも遥かに過去の時代で測定された。大半の測定結果が赤色で塗られた領域内に存在していることから、宇宙の幅広い時代でクェーサーのダークマターハローの質量は変化していないことがわかる。また、130億年前のさまざまな質量のダークマターハローの標準的な質量変化が、赤と緑の線で表されている。今回の研究結果(赤)を基に質量変化が計算されたところ、約130億年前のクェーサーは現在の宇宙で最も重たい銀河団のダークマターハロー(1014太陽質量)くらいに成長すると予測された。(出所:愛媛大プレスリリースPDF)
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