EMCによる抗がん作用メカニズム。EMCはH-ras遺伝子の発現を低下させ、c-MycのSer62でのリン酸化を抑制。その結果、c-Mycの転写活性が低下し、c-Mycの標的遺伝子であるTFAM遺伝子の発現が低下する。TFAM遺伝子の発現低下はCyclin D1の発現低下とp21の発現上昇を誘導し、細胞周期のS期への進行を阻害する。(出所:大阪公大プレスリリースPDF)
企業のR&D部門が開発した新技術の紹介や、宇宙、生命工学、物理学などのマニアックな科学系読み物を中心に構成。話題の科学者へのインタビューなども。