(上)更新世の底生有孔虫の殻の酸素同位体比データと今回の研究による北米・ユーラシアの氷床量変動のシミュレーション結果。酸素同位体比のグラフの黒と紫線は2種類の観測データセット。シミュレーションのグラフは、大気中の二酸化炭素濃度を一定とした場合(黒線)と、それを変化させる条件を使った場合(赤線と青線。大気中の二酸化炭素濃度は地質学的な記録からある程度まで復元できる)。(下)この期間の典型的な氷期氷床分布、および最大の氷期氷床分布 (c)渡辺泰士他 (出所:NAOJ Webサイト)
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