今回開発されたアプタマーファイバセンサによる、脳内の神経伝達物質であるドーパミン(DA)の測定結果。(左)5nMまでの低濃度のドーパミンの検出を実現。(右)体内に共存するアスコルビン酸(AA)や尿酸(UA)などの主要妨害物質に対しても高い特異性が示された。さらに、ドーパミンの前駆体(L-DOPA)、その代謝物(DOPAC)、モノアミン神経伝達物質のエピネフリン(EPI)、ノルエピネフリン(NE)、セロトニン(5-HT)といった類似構造の化学物質を区別できることが確認された(出所:東北大プレスリリースPDF)
企業のR&D部門が開発した新技術の紹介や、宇宙、生命工学、物理学などのマニアックな科学系読み物を中心に構成。話題の科学者へのインタビューなども。