π中間子原子生成時の標的原子核の励起エネルギースペクトル。実験で得られたデータを、横軸を標的原子核の励起エネルギー、縦軸を二階微分反応断面積で表した図。黒点が実験結果、赤線(1s軌道)、青線(2p軌道)、緑線(その他の軌道)のピークが、それぞれの軌道に束縛されたπ中間子原子の状態に相当する理論スペクトル(グレーの線はそれらの総和に相当)。クォーク凝縮の減少量は1s軌道からの寄与を表すピークの位置などに現れ、クォーク凝縮の量が減少しているほど、赤線のピークの位置が右にシフトする(赤矢印)(出所:奈良女子大プレスリリースPDF)
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