(左)紫外線殺菌によるウイルス・細菌のDNA損傷を示すモデル。紫外線照射により、2重螺旋中の水素結合が壊れ、相隣接したピリミジン塩基間にピリミジンダイマーと呼ばれる新たな結合が形成されDNAの損傷を起こす。(右)紫外線照射により、ウイルスや細菌内で活性酸素が生成され、この活性酸素がウイルスや細菌のDNAおよび脂質層を破壊して殺菌することを示すモデル。紫外線殺菌には(1)DNAおよびRNAの破壊、および(2)活性酸素によるウイルスや細菌の死滅、の2つのメカニズムが存在する(出所:名市大プレスリリースPDF)
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