今回の研究で精密質量測定された15種類のSc、Ti、V、Cr、Mnの同位体(紫丸印)。中性子数N=34のΔ2nを導出するには、N=32とN=36の同調体の精密質量測定が必要となり、今回の実験の56Ti、58Ti、57V、59Vの測定が鍵となる。灰色のマスはAME2020で質量が1ppm以上の相対精度で報告されている核種で、元素記号が記されたマスは安定な同位体 (出所:理研Webサイト)
企業のR&D部門が開発した新技術の紹介や、宇宙、生命工学、物理学などのマニアックな科学系読み物を中心に構成。話題の科学者へのインタビューなども。