(左)有機半導体デバイスの電極修飾層に用いられる従来材料の課題と、今回の研究で着目されたカフェ酸の分子構造と電荷密度分布。矢印の方向に永久双極子モーメントを持つ。電荷密度分布は分子上の電荷の偏りを表しており、赤はマイナスを、青はプラスを示す。(右・a)カフェ酸をさまざまな電極に真空蒸着した際の膜厚に対する仕事関数変化。(右・b)赤外反射吸収分光から予測される分子の配向状況。図中の青矢印は、永久双極子モーメントの向き。(出所:産総研Webサイト)
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