(左上)CePc2分子の重ね合わせθ=45度では立体障害が生じるため分子が自己組織化的にθ=0度に回転した模式図。(左下)金(111)表面上に整列した1層目のCePc2分子。異なるバイアス電位、((a)Vs=-100mVおよび(b)Vs=-800mV)が用いられており、(a)において内部構造が鮮明に観察される。黄色の線で示されているように、すべての分子が同じ方向を向いていることから、θ=0度に分子内部構造が回転していることがわかる。(右)CePc2分子1層目(θ=0度)と2層目(θ=45度)で取得された近藤状態。前者の場合でのみピークが観察されており、次が存在することが示されている (出所:東北大プレスリリースPDF)
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