散乱の位相差と粒子間距離の関係を示す。今回測定されたΣ+と陽子の散乱位相差と共に、比較として核力(陽子と陽子の散乱)の位相差も示されている。0.6fmあたりの距離では核力はまだ引力的であるが、Σ+pではすでに大きな斥力になっていることが確認された。Σ+と陽子の散乱の理論計算として、ESCとfss2という2つの理論における位相差の計算値も示されている (c) 三輪浩司氏 (出所:東北大配付資料)
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