(A)DOCK2阻害剤が投与した感染動物モデルは、一般の感染モデルよりも有意に体重が減少していた。(B)DOCK2阻害群は通常群と比較して、6日目以降に肺重量が増加していた。(C)ハムスターの肺病理所見より、DOCK2阻害による炎症細胞における浸潤の増加とマクロファージの遊走障害が認められたという。(D)DOCK2阻害群では鼻腔、肺でSARS-CoV-2ウイルス量が高値だった。(E)DOCK2阻害群ではI型インターフェロン応答の低下、炎症性サイトカインの上昇を認めた (出所:慶大プレスリリースPDF)
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