(左)北極域における4つの航空機観測プロジェクトで得られたBC質量濃度の高度分布。マーカーは各高度のBC濃度の中央値、バーは四分位範囲を表す。(右)各観測期間のBC鉛直積算量。青のマーカーは観測結果の中央値(バーは四分位範囲)、黄色と黒の縦棒は、気象研究所の地球システムモデルでシミュレーションされた人為起源のBCと森林火災起源のBCの鉛直積算量(北極域内の平均値)を示している。赤の縦棒は、各観測期間の開始14日前から観測終了までの期間に、人工衛星(MODIS)により北緯50 度以北で検出された火災の日平均数を表す(出典:国立極地研究所)
企業のR&D部門が開発した新技術の紹介や、宇宙、生命工学、物理学などのマニアックな科学系読み物を中心に構成。話題の科学者へのインタビューなども。