(左)ネコのマタタビ反応。ネコはマタタビを見つけると、(1)葉を舐める、(2)葉を噛む、(3)葉に顔や頭を擦りつける、(4)葉の上をごろごろと転がるなどの行動を取る。この反応は約10分続き、その後、数時間はマタタビにまったく興味を示さなくなる。(右)ネコが舐めたり噛んだりすることでマタタビが傷つくと、ネペタラクトールの割合が減ってマタタビラクトン類の割合が増えるという、有効成分の組成の変化が起きて活性が強まる。ネコは、傷ついた葉に対してより長い時間マタタビ反応を示す (出所:岩手大プレスリリースPDF)
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