(A)通常のラセミ化反応における時間変化。右手型のみの状態から単調に変化して、ラセミ体となる。右手型から出発した場合に左手型が過剰な状態を通ることはない。(B)今回の研究のメタロクリプタンドにアミンPを加えたときの時間変化の概略。右手型が過剰な状態から出発し、一時的に左手型が過剰な状態を経由してラセミ体となる。(C)(B)と同様にアミンAを加えたときの時間変化の概略。右手型の割合が単調に増加する (出所:金沢大プレスリリースPDF)
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