未熟種子組織からの無花粉スギの増殖の過程。(A)未熟種子を球果から取りだし、培地に静置すると2〜3ヶ月後にカルスの増殖が観察される。(B)DNA鑑定により無花粉スギとなるカルスを選び出し成熟させることで不定胚が得られる。(C)不定胚は種子に相当する組織であり、発芽が可能である。(D)一個体ずつ専用の容器に入れて育苗し出荷可能な大きさまになるまで育成する(出典:森林総研プレスリリース)
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