野生型マウスにおけるオミクロン株の増殖力と呼吸機能への影響。オミクロン株がマウスの鼻腔内に接種された。(A)感染後3日目の鼻と肺におけるウイルス量が測定された。オミクロン株は、ベータ株と比べて呼吸器での増殖が低かった。(B)呼吸機能の評価指標の1つである「最大呼気流量」は、気道の状態を測定できる指標である。ベータ株では感染2日後に低下が認められ、気道の状態が悪化していたが、オミクロン株では感染後の低下は認められず非感染マウスと同程度であった (出所:東大Webサイト)
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