遠隔ダイヤモンド間の量子もつれの生成手順と今回の成果の概念図。遠隔ダイヤモンド間の量子もつれの生成は、3ステップからなる。(1)光子の受け手側で、光子を転写するための核子13Cと電子の量子もつれを用意する。(2)量子もつれ発光によって、電子ともつれた光子を伝送する。(3)伝送された光子と電子のベル測定が成功した場合、光子の情報が核子へテレポーテーション転写される。従って、量子もつれ発光によって生み出された量子もつれが、遠隔ダイヤモンド中に形成される。今回の成果は、(2)の要素技術の実証となっている (出所:横浜国大プレスリリースPDF)
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