(上段)スピン波の概念図。局在したスピンの揺れが波のように伝播していく。(中段)グラフェン量子ホール状態。(左)ν=1量子ホール状態では、スピンが完全に一方向に揃った絶縁体となる。(右)電子密度を変えることで、スピン偏極状態から非偏極状態まで変化させることができる。(下段)(左)光のマッハ・ツェンダー干渉計。試料を通過する際の位相の変化により、透過してくる光の強度が変化する。(右)グラフェンp-n接合を利用した電子のマッハ・ツェンダー干渉計。干渉計を貫く磁束量子の数により、透過してくる電流の大きさが変化する。そのため、磁場および干渉計の面積変化を高感度に検出可能 (出所:NTT Webサイト)
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