ヤモリが生活リズムにあわせて視覚機能を適応させたメカニズムの概略図。夜行性のヤモリの錐体視物質は、ノイズを低く抑えることで「暗がりでの視覚」に適した性質を獲得。この特別な錐体視物質を含む3種類の桿体を用いて、夜行性のヤモリは暗がりで色識別をしていると考えられるとする。また、昼行性のヤモリの錐体視物質はノイズが高く、「明るい所での視覚」に一役買っている。この錐体視物質を含む3種類の錐体を用いて、昼行性のヤモリは明るい所で色識別をしていると考えられるという (出所:プレスリリースPDF)
企業のR&D部門が開発した新技術の紹介や、宇宙、生命工学、物理学などのマニアックな科学系読み物を中心に構成。話題の科学者へのインタビューなども。