(A)脳の左半球の模式図。行動の切り替えには、左大脳半球の前頭前野が重要とされる。情報が曖昧な場合は、視覚情報の様式(たとえば、顔や場所)に依存して、後頭側頭皮質の分散した領域が知覚的意思決定に重要であることが知られている。(B)課題切り替えのルールである「課題セット」の構造図。階層構造を持つ。今回は上側のキューが着目された。(C)今回の実験で用いられた、動きの曖昧さを操作する視覚刺激。複数の小さい点は上下またはランダムに動く。画面の中心には、顔と場所の写真が重ね合わされた画像が提示された (出所:共同プレスリリースPDF)
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