周期駆動された量子多体系と時空間双対性の概念図。周期駆動された量子多体系とその時空間双対性。左図のように、一次元空間にあるスピン(矢印で示されている)が1周期ごとにユニタリー時間発展し、一定時間後に動的自由エネルギーが測定される。時空間双対性では、右図のように、空間と時間の役割を入れ替える。つまり、時間方向に広がったスピンが空間的に伝搬すると見なす。これにより得られる空間伝搬の操作は、非ユニタリーな行列で記述される。この非ユニタリー行列が反ユニタリー対称性の破れを起こすとき、動的自由エネルギーの強い特異性が現れる (出所:理研Webサイト)
企業のR&D部門が開発した新技術の紹介や、宇宙、生命工学、物理学などのマニアックな科学系読み物を中心に構成。話題の科学者へのインタビューなども。