マイナビニュースマイナビ
お知らせ
酷似サイトにご注意ください

量分光器MRTOFの概念図。MRTOFは多数の円環電極からなり、それぞれに精密に制御された高電圧が印加されることで電気的な「ミラー」が構成され、イオンが何回も往復できるようになっている。イオントラップに蓄積されたイオンは、「スタート」のタイミングでミラーの方へ打ち出される。それに合わせて、入射側のミラーの電位を一瞬だけ下げて、すぐに元に戻すことによって、イオンは一対のミラーの間を往復するようになる。ある適切なタイミングで出射側のミラーの電位を一瞬下げると、イオンは順次飛び出して検出器「α-TOF」に衝突。この衝突したタイミングを「ストップ」時刻として、スタートとの差が飛行時間となるのである (出所:共同プレスリリースPDF)

35
記事ページに戻る

編集部が選ぶ関連記事

このカテゴリーについて

企業のR&D部門が開発した新技術の紹介や、宇宙、生命工学、物理学などのマニアックな科学系読み物を中心に構成。話題の科学者へのインタビューなども。