移植後のラットの運動学的評価。細胞移植ラットと未治療ラットを対象にした、切断から1週間後、2週間後、4週間後のトレッドミルでの歩行による比較。どちらのグラフにもある点線は、健常ラットの平均。(左)ラットのかかとの高さの比較。1週間後では未治療の方が高いぐらいだが、2週間後には細胞移植は健常の平均を少し上回るぐらいまで回復しており、未治療は4週間後もかかとが低いままなのがわかる。(右)足首の角度の比較。足首の角度も2週間後の時点で、細胞移植と未治療では差が出ており、細胞移植は健常の平均に迫るレベルとなっている。ただし、4週間後には未治療も細胞移植と同程度まで回復している。移植後1週間と2週間:n=10、移植後4週間:n=3。*:P<0.05、**:P<0.01、n.s:not significant(有意差なし) (出所:京大プレスリリースPDF)
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