シングルセルRNAシーケンシングによる、iPS由来腱細胞とプライマリー腱細胞(実際の腱細胞から培養された細胞)との遺伝子発現の比較。(左)硬節と、腱細胞に分化誘導されて2・4・6・8日目(iPS細胞からの分化誘導ではトータルで19日目)、そしてプライマリー腱細胞の比較。8日目次点のものは、プライマリー腱細胞に近づいてはいるものの、まだだいぶ異なっている。(右)左の遺伝子発現の比較図をよりわかりやすくまとめたもの。ポイントとなる遺伝子に絞って発現度合いが評価されており、硬節と比べるとiPS由来腱細胞はプライマリー腱細胞に近づいてはいるが、まだ完全に同一までは遠いこともわかる。さらに分化誘導技術を進展させる必要があるようだ (出所:京大会見資料PDF)
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